和太鼓集団TAOの新作舞台を先日拝見してきました。
10年以上前から箏の指導を都度させて頂いています。
その躍動感とエンタテイメント色に溢れる舞台からいつもエネルギーをもらえます。箏、三味線だけではなく、今回は尺八も加わっていました!
毎回思いますが あれだけ激しく太鼓を弾いた後に箏の繊細な指使いをするのは大変なこと…。昨年からのコロナの影響で海外演奏がなく、プレイヤー達は空いた時間を各楽器の練習や創作に注いだそうです。
様々な場所で公演・講演・体験レッスンなどをさせて頂いている私も、1日も早く感染を気にする事なく、観客や参加者の皆さんがワイワイ話しながら自由に楽しんでもらえる社会になる事を願っています!
国内外で活躍している和太鼓グループ『DRUM TAO』に急遽お稽古をつける事に。TAOとはもう10年以上お付き合いがあり、都度お箏・三味線のお稽古をつけています。本拠地で泊まり掛けの連日レッスンをしてきた事もあります。古くからのメンバーも私もお互い歳を重ね、いろんな悩みも抱えつつ、後輩・若手の指導なども継続させて頂いております。
いつも舞台を観て思うのは、『太鼓を叩いた直後に箏を弾く』という状況の過酷さです。太鼓や箏を弾いた事がない方には実感がわかないと思いますが、和太鼓ではバチをしっかり握り、全身でリズムを取り、もちろん手も指もビリビリ…その直後に箏爪を指につけ、5本指を使って軽快に繊細に箏の弦を弾くことはなかなか至難の技です…よく頑張っています!
とはいえ”プロ”という立場でお客様の前で演奏するからには甘い言葉は封印し、厳しく指導しております(笑)今後の展開も楽しみです!