伝統音楽・着付けの授業修了

大学での着付けの授業で修了証書の授与。

男女それぞれの着付けのカリキュラムも独自に作っています。半期の授業で自分で着物を着られるようになる!だけではなく歴史的な背景や使用する小物の意味なども伝え、日本文化を総体的に捉えてもらうようにしています。

今期は履修生が少なかったためアットホームな雰囲気でした。

「日本の伝統音楽」「着物着付け」の授業を通じて、若者達が日本文化に興味を持ち、実体験として身につけて世界に羽ばたくことを願っています!最後の集合写真は「好きなポーズして写真撮ろう!」と声を掛けたら盛り上がってこんな感じ(笑)若いって可愛い🎵

さてさて大量のレポート&成績評価作業が待っております

 

フランスと日本

昨年から着付けの個人レッスンを受講していたフランス人のベネちゃんが、フランス大使館での任務を終えて帰国することになりました。

とても勤勉で今ではすんなり自分で着物を着られるようになりました。帰国する際の引越し荷物は着物と帯でいっぱいだそうです(笑)

 

「フランスに帰ってもたくさん着物を着たいです!」と目をキラキラ輝かせながら話す彼女を見て、教えがいがあったなぁ〜と感じます。

「麻貴先生、フランスに教えにきて下さいね!」なんて言ってくれるので、フランスで「日本伝統音楽と着物のファッションショー」とかやりたいなぁと妄想したりします。

 

ここ数年、フランスとの関わりが多く、今まで感じてたフランスのイメージが良い意味でガラリと変わりました。3人で一緒に写ってるのは同じくフランス人で箏のお弟子さんのアナちゃん。

日本伝統音楽も着物も「歴史と共に今を息づく芸術」として各国に届けていきたいです。

第46回定期演奏会が無事に終了しました

1年に1度の定期演奏会、今年も無事に終了しました。
ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました!
お弟子さんたちは普段からのお稽古の成果を発表する場であり、『本番』『舞台』という経験を積む機会でもあります。本番は舞台の神様に微笑まれるか、イジワルされるか、その瞬間まで分かりません(笑)
でも何より『この日に向けて練習する、その姿勢』が一番素敵だと私は思っています。私自身、いくら練習しても何度チャレンジしても、本番では緊張感と高揚とハプニングにも見舞われます。だから生演奏は楽しいのかも知れません。
学生たちや若手奏者の皆んなも華を添えてくれて、賑やかでした!

舎中の門下演奏会なので、準備・当日・後片付けまで何せ裏方仕事も大変でございます。。。ちなみに箏の曲ごとのローテーションを最小限に検討しても今年は約40面の箏を使用しました。
お弟子さんたち、そして運営で支えて下さった音響・ナレーター・調弦師・会場・照明などの方々にも今年もお世話になり、感謝申し上げます。
家元は来年も11月に開催する意向でやる気満々ございます