『日本の伝統音楽』春期授業@国士舘大終了!

今年も多くの学生が『日本の伝統音楽』を受講し、春期を終えました。初めは「意味が不明」、「とりあえず履修登録した」という学生も15回の授業を通じて、箏・三味線の楽器の魅力にハマる学生が多いです。授業の後半は選択した楽器を学生同士で教え合います。学ぶことの難しさ、そしてそれを自分で理解して人に教えることの難しさも授業で体得してもらいます。

毎年の事ながら、これまで日本の伝統音楽や文化に興味がなかった学生が、授業を通じて考え方や捉え方が変わってくれる事にやりがいを感じます。

学生だけではなく、国内外の多くの方に日本伝統音楽・文化を体験して頂き、その魅力を伝えていきたいと思います!

きもの着付け授業@国士舘大学第1期生終了!

4月から始まったこの授業。無事に先週終了しました。全員無事にテストも受かって初級のお免状を授与しました。初めは帯、着物という単語しか知らなかった彼女達が後半には「先生~!矢ノ羽が抜けない~」「先生~帯の手が足りない~」など使う言葉もあっという間に成長しました。

着物着付けは難しい事はなく、楽しくキレイに楽に着るべし!(^-^)そして着るだけではなく、日本文化の歴史や変化、今も息づく伝統を授業を通じて伝えられて嬉しく思います。

受講生全員が「半年間じゃ物足りない!もっとやりたい!」と意欲を持ってくれた事も嬉しく思います(大学では残念ながら中級クラス新設開講は今年は見送りになりました)

今は猛暑ですがこれから秋~春にかけてお着物が温かく活躍する時期です!着付けをやってみたいなぁ~という方、今からゆっくり始めて 秋の良い季節に着てお出掛けしてはいかがでしょうか?(^-^)

着付けは楽しいが一番!

国士舘大学で今年度よりスタートした着物着付けの授業。多くの学生が着物に興味を持っている事を嬉しく思い、そして同時に重責を感じております。彼女達の興味を膨らませられるか否か、好きになるか嫌いになるか…そう、私次第。

なんと今年度春期履修生の90%が『半期だけじゃなくて、秋期にも、もっと習いたい!』と初級からのステップアップを希望しているのです。
あぁ、教えて良かった!と思う瞬間(涙)授業を楽しめている証拠だな~と嬉しくなります。

そうなのです。眉間に皺を寄せて”伝統文化”を硬く学ぶのではなく、まずは伝統文化にワクワクと興味を持たないと意味がないのです。彼女達にはそのワクワクが生まれているのだと、指導者冥利に尽きます。

ただし現状は大学では初級クラスのみ開講しています。今のご時世、大学講義内に新規の授業枠を増やすのは、なかなか至難の技。。。中級クラスも設置される事を期待している昨今です。

先々週は筆記の小テストを行い、今週は着物の畳み方のテストでした。たまに『着物を着れます!』と言っても正しい畳み方を知らない方がいらしゃるので、そうなっては困る…と思い、学生達に正しい知識を身につけてもらおうと思っています。