大学授業はオンライン授業に…
コロナウィルス感染拡大の配慮から、大学で担当している授業「日本の伝統音楽」は、今春期オンライン授業に切り替わりました。
本来なら実技授業のため、箏や三味線を直接触り、楽器の知識と演奏技術を身につける授業なのですが、大学からの要望により今期は致し方なく、オンラインにて講義の授業中心となります。実際に楽器に触れて学んだり、生演奏を聴ける機会が失われるのはとても残念です。
実際に楽器に触れたかった学生にとっては残念ですが、通常授業よりも知識を沢山吸収できる機会だと思うので、良い指導ができるように尽力いたします。オンラインでの授業は私も初めてなので学ぶことが多いです!
今年の秋期は果たしてどうなるのか…
学園祭の準備!
国士舘大学の町田キャンパスでは今月『鶴川祭』という学園祭があります。授業履修者の有志メンバー、および箏・三味線の部活『竹風会』のメンバーが学園祭で発表会を行います。
約半年間で学んだ技術で舞台に立つのは、みんな緊張するようです。しかし舞台に立つという好機を活かすべく、夜間練習にも積極的に参加してリハーサルを重ねています。
何事も真剣に取り組む姿はキラキラと輝いていて素敵です!
お近くの方は気軽にいらしてくださいませ。
⇒台風の影響により鶴川祭は中止となりました。ご了承くださいませ。(2019年10月10日)
日時:2019年10月13日(日)11:00~12:00
場所:東京都町田市広袴1-1-1 国士舘大学 町田キャンパス 31号館
(小田急線『鶴川』駅下車 スクールバスを利用、もしくは駅前バスターミナル2番乗り場から「六丁目」「センター」「北廻り」のいずれかを経由する「鶴川団地行」バスで8~10分。「国士舘大学前」下車。)
https://www.kokushikan.ac.jp/access/machida/index.html
鶴川祭サイト:https://www.kokushikan.ac.jp/campus_life/school_event/festival/tsurukawa/
秋期の着付け授業@国士舘大学スタート
秋期の『日本の伝統音楽(箏・三味線)』そして『着物着付け』授業@国士舘大学がスタートしました。
箏、三味線、きもの着付け…。これらを若い世代に体得してもらえる事を嬉しく思います。
皆さん これから秋が深くなると着物姿の方を多くみかけるかと思います。猛暑や異常気象が続く夏は なかなか着物を着るという雰囲気にはなりにくいですが、着物は特に 秋、冬、春と とても快適に過ごせます。ご興味ある方は まずはどんな感覚かを味わって頂きたく、体験レッスン致しますので お気軽にご連絡ください(^-^)
『日本の伝統音楽』春期授業@国士舘大終了!
今年も多くの学生が『日本の伝統音楽』を受講し、春期を終えました。初めは「意味が不明」、「とりあえず履修登録した」という学生も15回の授業を通じて、箏・三味線の楽器の魅力にハマる学生が多いです。授業の後半は選択した楽器を学生同士で教え合います。学ぶことの難しさ、そしてそれを自分で理解して人に教えることの難しさも授業で体得してもらいます。
毎年の事ながら、これまで日本の伝統音楽や文化に興味がなかった学生が、授業を通じて考え方や捉え方が変わってくれる事にやりがいを感じます。
学生だけではなく、国内外の多くの方に日本伝統音楽・文化を体験して頂き、その魅力を伝えていきたいと思います!
きもの着付け授業@国士舘大学第1期生終了!
4月から始まったこの授業。無事に先週終了しました。全員無事にテストも受かって初級のお免状を授与しました。初めは帯、着物という単語しか知らなかった彼女達が後半には「先生~!矢ノ羽が抜けない~」「先生~帯の手が足りない~」など使う言葉もあっという間に成長しました。
着物着付けは難しい事はなく、楽しくキレイに楽に着るべし!(^-^)そして着るだけではなく、日本文化の歴史や変化、今も息づく伝統を授業を通じて伝えられて嬉しく思います。
受講生全員が「半年間じゃ物足りない!もっとやりたい!」と意欲を持ってくれた事も嬉しく思います(大学では残念ながら中級クラス新設開講は今年は見送りになりました)
今は猛暑ですがこれから秋~春にかけてお着物が温かく活躍する時期です!着付けをやってみたいなぁ~という方、今からゆっくり始めて 秋の良い季節に着てお出掛けしてはいかがでしょうか?(^-^)
着付けは楽しいが一番!
国士舘大学で今年度よりスタートした着物着付けの授業。多くの学生が着物に興味を持っている事を嬉しく思い、そして同時に重責を感じております。彼女達の興味を膨らませられるか否か、好きになるか嫌いになるか…そう、私次第。
なんと今年度春期履修生の90%が『半期だけじゃなくて、秋期にも、もっと習いたい!』と初級からのステップアップを希望しているのです。
あぁ、教えて良かった!と思う瞬間(涙)授業を楽しめている証拠だな~と嬉しくなります。
そうなのです。眉間に皺を寄せて”伝統文化”を硬く学ぶのではなく、まずは伝統文化にワクワクと興味を持たないと意味がないのです。彼女達にはそのワクワクが生まれているのだと、指導者冥利に尽きます。
ただし現状は大学では初級クラスのみ開講しています。今のご時世、大学講義内に新規の授業枠を増やすのは、なかなか至難の技。。。中級クラスも設置される事を期待している昨今です。
先々週は筆記の小テストを行い、今週は着物の畳み方のテストでした。たまに『着物を着れます!』と言っても正しい畳み方を知らない方がいらしゃるので、そうなっては困る…と思い、学生達に正しい知識を身につけてもらおうと思っています。
国士舘大学”竹風会”
箏/三味線/きもの着付けなど各授業を担当している国士舘大学で、『竹風会』の新入生歓迎演奏会を行いました。竹風会はもう40年余り続く、国士舘大学の箏・三味線・尺八の同好会。父が指導者となり、数年前からは私と姉が引き継ぎ、これまで数多くの学生が授業以外にも学んできました。現在は女子学生4名ですが年度によって男女10名以上にもなります。昔は50名位いたそうです。
1年間の授業と放課後の稽古で学んだ学生達が、箏と三味線で発表の場を迎え、指導者としてはハラハラ・ドキドキでしたがよく短い練習期間で頑張ったと思いました。稽古は弟子も師匠も学ぶ事が多く、日々精進です。
きもの着付けの授業を開始しました!
2019年春期から、国士舘大学21世紀アジア学部で新たに『きもの着付け』の授業をスタートさせました。
私が大学生の時に、こんな授業欲しかった…と思います…
従来から担当している『日本伝統音楽(箏・三味線)』のように日本文化を学べる授業が多い中、なぜかきもの着付けの授業がなかったため、大学にご提案し、この度無事にスタートする事となりました。授業では着付けの技術だけではなく、着物にまつわる日本文化や歴史も学びます。また、着物ならではの所作やマナーなども実習する予定です。半期の授業後には、”着付け初級免状”も取得できる講座に致しました。
着物や音楽など、日本文化をいろんな角度から学び、多くの方がその美しさや魅力に改めて気が付けて頂ける”きっかけ”を増やしたく思っています。