春期の伝統音楽の授業も無事に終了です。
コロナの影響を考え、2020年からの3年間は、授業内における学生同士の接触は極力控えていました。しかし今期から「履修した楽器を学生同士で教え合う!」機会を復活させました(^-^)
これが、とても盛り上がるんです!(笑)
授業では座学の勉強もしますが、実技として学生に箏か三味線を選択してもらいます。箏チーム、三味線チームに分かれて毎週それぞれ実技授業を行い、最後には発表し合い、合奏し、そして相手チームに自分が学んだ楽器の弾き方、楽譜の読み方などを教えます。
あーでもない、こーでもないワチャワチャしながら教え合いを終えると、ほぼ全員が「あっちの(自分の選択していない)楽器の方が本当に難しい…」と悲鳴をあげます。その時に伝えるのは「みんなも初めて楽器触った時に同じ感覚だったはず。たった10回程度の練習でも自分が選択した楽器の方が弾きやすいと感じるのは、それだけ練習を頑張った証です。チリも積もれば山となる。練習も回数を重ねると慣れてくる。この経験を思い出して、これからもどんな事も最初から諦めずに、少しずつでもトライして欲しい」と。
なーんて偉そうな事を言いながら、自分自身に言い聞かせてる私です… 初心忘れべからず…