今月ロシアから小さな可愛いお客様が、日本伝統音楽の体験レッスンにいらっしゃいました。ロシア人であり、ドイツ在住の8歳の男の子。
大学時代からの友人の依頼で、箏、三味線、太鼓など体験して頂きました。
私がドイツに留学した時、風邪をひいて内科に行った時を思い出しました。その時はトルコ人の女医さんがドイツで日本人をドイツ語で診察してくれました。そして今回は日本人がロシア人に日本文化をドイツ語でレクチャー!
もはや ○○人とか○○語という括りは、薄れていくのではないかなぁ~と感じたりします。
2019年春期から、国士舘大学21世紀アジア学部で新たに『きもの着付け』の授業をスタートさせました。
私が大学生の時に、こんな授業欲しかった…と思います…
従来から担当している『日本伝統音楽(箏・三味線)』のように日本文化を学べる授業が多い中、なぜかきもの着付けの授業がなかったため、大学にご提案し、この度無事にスタートする事となりました。授業では着付けの技術だけではなく、着物にまつわる日本文化や歴史も学びます。また、着物ならではの所作やマナーなども実習する予定です。半期の授業後には、”着付け初級免状”も取得できる講座に致しました。
着物や音楽など、日本文化をいろんな角度から学び、多くの方がその美しさや魅力に改めて気が付けて頂ける”きっかけ”を増やしたく思っています。